2015年8月22日 by admin

うつ病の食事療法!!効果的な栄養素や食生活とは

不足しがちな栄養素を補う

近年ではうつ病に関する様々な研究が進み、うつ病と肥満、メタボや糖尿病には双方の関係があることがわかっており、それぞれにリスクを高めるとされています。最新の研究では不足することでうつ病の症状を悪化させる栄養素などがわかってきているため、治療の基本方針に食事療法や栄養指導も加わる傾向にあるのです。ビタミン類などでは、ビタミンDをはじめ葉酸などの不足もうつ病に関係するといわれており、他にも、ミネラルやトリプトファンなどのアミノ酸、n-3系脂肪酸など不足は症状を悪化させることがわかっています。

リスクを下げる食生活の指導

うつ病の症状をやわらげるための食事療法は何か特別なものがあるわけではありません。不足するとリスクの高まる栄養素を中心にバランスよく、1日3食とることです。簡単にいうと生活習慣病になりにくい食事や運動がそのままうつ病の改善や予防につながります。ただし、いくつかのポイントがあり、西洋式の食事ではなく地中海式の食事と伝統的な和食を中心とした食生活がいいでしょう。また、和食の欠点はみそやしょうゆで塩分過剰になりやすいことと、乳製品が不足しやすいので、減塩プラス乳製品を取り入れた和食にするとよく、こうした食事療法などをほかの治療と並行しておこなっていきます。

症状改善に役立つ食品

うつ病が重症化している場合は、食事についても食べる気がなかったり、偏食傾向が見られたり、一人暮らしの場合は食事をつくるのが億劫ということも考えられますので、管理栄養士や心理療法士などにうまく相談しながら、家族などの協力も得て治療をつづけていくといいいでしょう。ビタミンDは不足するとうつ病が悪化する栄養素できくらげやキノコ類などを積極的に摂取し、ミネラルの中でも鉄欠乏はうつに似た症状を引き起こしますし、うつ病にり患している人は亜鉛が欠乏しているデータもあるので、肉や魚を中心にミネラルの補給もおこないましょう。また、アミノ酸の中でもトリプトファンが不足すると睡眠障害をおこしやすくなり、メチオンの低下も同様で牛乳や大豆など良質なたんぱく質を摂るようにします。こうした、栄養指導も治療でおこなってくれますし、なるべく簡単につくれるレシピを考案してくれるのが特徴です。

きちんとしたうつの診断を受けるには、病院で専門の医者にみてもらう必要があります。その後の治療の相談もできます。